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●お酒の酔いに効くハマグリ |
お酒を飲んでお父さんが酔っぱらって帰ってきたら、ハマグリを焼きハマグリか吸い物にして食べさせてあげてください。ピタリと治ります。結婚披露宴に、ハマグリの吸い物が出るのは、結婚式で酔っぱらいがけんかをしないためでもあったのです。 |
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●伊勢エビの殻は、麻疹の特効薬 |
伊勢エビをレストランで食べたら殻を捨てないでもらってきてください。それを水で洗ってひもでぶら下げて陰干しにしておきます。こどもが麻疹で熱が出たら伊勢エビの殻を煎じて飲ませてください。一発で治ります。マラリアに効くキニーネみたいな特効薬です。 |
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●魚は骨まで |
昔、小魚はみんな骨ごと食べました。秋篠宮紀子さんの娘さん、眞子ちゃんと佳子ちゃんが小学生だから、私はいつもちりめんじゃこを持っていってあげます。カルシウムなので骨が丈夫になります。魚は骨ごと食べる、これが本当の「骨まで愛して」というのです。 |
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●おいしいタコの見分け方 |
オスのタコは1年中身がかたいですが、メスはやわらかです。見分け方は簡単で、2列に並んでいるきゅうばんが大・小順番に並んでいるのがメスで、オスは不規則です。生き物のメスは卵を持っているときが栄養を蓄えておいしいので、それが旬ということです。 |
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●魚の目玉は栄養満点 |
タイを食べるときに、目玉がおいしいといって食べるのは正解です。メバルでもアジでもサンマでもよいから目玉とその周辺の肉を食べてあげてください、栄養価が高いですから。魚は目玉を食べること、これが本当の目玉商品です。 |
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●目にはアワビ |
アワビにはビタミン、ミネラル、ヨードが多く目の病気を予防します。海にもぐって漁をする海女さんたちはアワビや海草を食べているがら、メガネをかけている人は1人もいません。もしメガネをかけている海女さんがいたら、それが本当のもぐりの海女さんです。 |
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●ビタミンAならウナギの肝 |
皆さんウナギを食べるときは蒲焼きもいいけれども肝を食べないとだめです。吸い物に出てくるでしょう。あの小さな肝の中にビタミンAが1万3000国産単位入っています。肝を食べることを肝に銘じて忘れてはいけません。 |
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●海苔1枚は、卵17個分 |
朝、ご飯とみそ汁の人は、忘れないで海苔を食べてください。小さな海苔なら5〜6枚、大きい海苔なら1枚でいいです。海苔1枚に含まれているビタミンはニワトリの卵17個と同じです。目玉焼き17個は食べられませんが、海苔の1枚や2枚は簡単です。 |
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●貝は栄養の宝庫 |
赤貝はやけどの薬。ミル貝は精力剤。北海道のホタテ貝の貝柱はタンパク質の固まりで女性ホルモンが多い。おねしょをする子にはナマコを三杯酢にして食べさせます。痰が詰まったら中国料理のクラゲ。シジミはビタミンAが多く、黄疸の薬でした。 |
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●究極のカキの食べ方 |
シーザーもナポレオンも、カキがほしくて外国を征服しました。生ガキはレモンをしぼって食べますが、私たちはもっとおいしい方法を研究しました。やわらかい柿を大根おろしですってかけるのです。海のカキはグリコーゲン、山の柿はビタミンCの固まりです。 |
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